ペタの哲学部屋

私ペタ(ハンネ)、が哲学を自重せずに展開していくブログです

生命の存在意義、本質的な使命とは

生命の存在意義、本質的な使命とは


哲学的に物事を考える時

あるいは常日頃の個人的な考え方の傾向として

出来る限り余計な先入観を捨て中立的に物事を考える様にしている

そこにある事実を受け止めて

持てる思考力を駆使し

理解出来無い事と理解出来る事を区別し判断する様に心がけている

しかしこの様な考え方には多くの欠点があり

それはこの世界に溢れている洗脳的なノイズの多さに他なら無い

安易に騙され順応するか

あるいは順応させるか

と言うある意味俗世的な考え方から離れて考えるので

性質的に共感を得られる事が少なく孤立しやすく、利益も得難いかもしれ無い

前置きが長くなったけれど本題はここからで

存在意義や使命について府に落ちた事があるのでここに記しておく

まず、この世界の基本的なあり方について

今まで生きてきて重要だと感じた事実を幾つか箇条書きにすると

例えば

・旨いものを食うと力が出る

・生き物は死ぬ

・哺乳類は心を温めるのが得意

・冷たくとも美しさに特化した生物がいる

・人間は思考に囚われている

等が挙げられる

人間として生を受けて今まで色々な命から刺激を受けてきた

そして常に人間のこの理不尽な他の生命への搾取に対し疑問を感じつつも

止むを得ず甘んじてきた

今も基本的には割り切っていて

例えばビーガンになったり過激な動物保護をした所で無駄だと思っている

今までの人生で何度か動物を飼い

死別し、自分でも信じられない位の涙を流してきた

きっとそれは人間の知り合いが死んだ時よりもずっと哀しい経験でそれが今後塗り変わる事はおそらく無いだろう

そしてその理由として考えられるのが

その種族の持つ本質的な性質の違いだと思えた

哺乳類の多くは暖かく、毛並みが良く

求愛行動がシンプルで解りやすい

この時点でまず人間には見られない特性だ

人間は何かと策を弄し小賢しいし

実際、そこまで愛らしくも無い

彼らは愛情を伝える能力が人間より優れているのだ

そして今度は体温の低い魚や昆虫の美麗種に着目すると

哺乳類の様に露骨に懐いたりしないし

行動パターンも身勝手気ままとしか言いようが無い

けれどもどこか自然と調和していて

生や死とは別次元で存在意義が感じられる

彼らの存在意義は愛や熱を伝える事よりも

美しい姿としてそこにある事に重きが置かれている様に感じられた

もちろん美しい種族だけでは無くデタラメにグロテスクで残酷な生物も沢山いる

ここまでで言える事は

存在意義として

・美しさを伝える生物

・愛情を伝える生物

・たくましさを伝える生物

がこの世界に居る事が解る

そして、結局、では訳の分からない生物である人間は何の為に存在して居るのか?

と言う問題について

単的にはっきりとしている事があって

それは「学ぶ為」

としか言いようが無い

人間は学ばざるを得ない宿命を背負い

愛、美、強さ、それらを他種から見出そうとしているのだと思う

今こうして思考を文章として提示し

場合によっては死後にも伝わりうるのが学びから得た情報である

肉を食うと力が出てくる

と言うのは彼らの熱を受け取るからであって

我々はそれを学びに変える事が宿命であり

存在意義と言えるのかもしれない

もちろん、何の為の意義なのか?

と言えば解らないし

神に匹敵するコンピュータの為かもしれないし神その物かもしれない

そして何よりそんな物は無いかもしれない

ただ、事実としてそれぞれの種にそれぞれの特性があり

結果としてその特性故に存在しているのは

客観的に見た事実と言えるだろう