ペタの哲学部屋

私ペタ(ハンネ)、が哲学を自重せずに展開していくブログです

実行力のロジック

実行力のロジック


久しぶりのブログ更新となりますが

腑に落ちた事があるので記しておきます


まず

物事を実現させる為に必要な実行力とは

実行力=気力×体力×財力

で表せると仮定します


本質論的に考え

生物を行動させるにあたって必要なのが

まずその元になる体力

そしてその司令塔とも言える要素を気力と要約すれば合点が行きますが

それだと上記の×財力の部分が他の生物に適用出来ない様に思えます

しかし財力の本質を考えた時

財力とは他者の気力×体力によって生み出された成果物又は労働力を肩代わりして使える権力として表す事が出来るので

財力が機能する文化において

実行能力が財力に依存する事も整合性が取れます

人間は財力を用いる事で他者の力を借りる事が出来

その相乗効果で文明が発達して居る事は納得のいく常識と言えるでしょう

人類は気力×体力の結果を成果物に変え

それを他者と分け与える事で文化を発展させてきたと言え

その成果物または労働力そのものを譲り受ける権利を数値化した物が財力と言えます

なので財力が通用しない範囲を除き

経済的文化に依存した一般的な人類にとっては

実行力=気力×体力×財力(他者の力)

と分類したほうが実質的と言えるでしょう


実行力が高ければ試行回数かま増えるので

当然、物事が実現する確率は上がります

戦略の有効性にもよりますが

実行力を高める事は

人が欲望や願望を実現させる為の合理的な手続きと言えるでしょう


いかにして実行力を高めるか

と言う問題はそれぞれ

いかにして体力、気力、財力を獲得するか

と言う問いに分解して考える事が出来

それぞれが相互関係にある事は留意するべきでしょう


例えば

気力と体力が充実していた場合

それを使って沢山働けば財力も手に入り

その財力を用いて更に気力と体力を充実させていけば当然、順当に成長するでしょうが

どれかが欠けてしまえば

効果的に成果を継続して出すのは難しいでしょう


やる気の出ない仕事は気力が欠けてしまうので体力も発揮出来ずに

多少稼げても衰退して行くでしょうし

極端に体力を消耗する仕事も同じ様に

気力を失っていき衰退の道を

稼ぎが少な過ぎる場合も

気力と体力の維持が難しくやなり

衰退してしまいます


財力とは他者の力を借りる力なので

それを得る、又は使う方法として何が適切かを考える場合

単に稼げるかどうかでは無く

気力、体力を充実させる要素

又はその消耗に対して適切な収入を得れるかどうかが判断基準と考える事ができます