ペタの哲学部屋

私ペタ(ハンネ)、が哲学を自重せずに展開していくブログです

いじめ問題、金生水(陰湿と湿潤)

金生水による陰湿と湿潤


金行、物事の区別、マニュアル、システム化

これらによって得られる水の湿潤という利益は

陽の性質だけで無く

陰の性質も発生させる

それが陰湿

光がある所には陰が生まれる

システムと言う建前に隠れて

裁かれない場所で悪さをする人間がいる


いじめや嫌がらせ、陰口、悪口

と言うのは法的に罪になら無い場合が多い


これはマニュアル社会が生み出した副産物だ

法的に問題無いからと言って悪い事をする事や

授業を真面目に受けているから優等生扱いされ陰でいじめをしていても痛い目に合わない事

多数派に属していて、権限を持っていると、それを悪用する輩もいる

そしてつけあがる


日本人は陰湿な所がよくあると言われている

それは教育や法、暗黙の了解

と言う物が生み出した副産物で

陰湿さは文明社会でより多く発生する問題だ


この様な社会問題は

ルールに縛られた社会そのものが原因と言える

ルールの中でしか生きられないから

そのルールの陰でフラストレーションの発散が行われる


だから狭く目立たない所で

他人を苦しめる事によって自己を満足させようとする


いじめや嫌がらせと言う陰湿な現象は

損得感情やシステム化された社会に対する

アンチテーゼとも取れる


良くない事、悪い事であるのは確かだが

実際それで損する事が少なく

むしろズルくても賢い奴なら

成功者になれる世の中なので

そう言った流れが発生する


政治経済と言うのはとにかく

国の利益を優先して考える傾向にある

だからズルくても悪くても

金さえ稼げて税金を納められれば

それは必要悪として認められてしまう


政治の批判がしたいわけでは無く

要は、多数派に支持されれば悪行が許されてしまう、と言う点が問題だ


さてではどうすればいいのだろうか

根本的な問題点として

金稼ぎの思考、優劣的思考

差別的思考から抜け出せ無い状態がある


受験戦争、給料の高い安い

人気のある無し、仕事をするし無い


そんな事別にどうでもいい

と開き直る事が出来ないから陰湿な行動に変わる


運動会でかけっこをして

運動会が終わったら順位なんてどうでもいい

誰が望んだか知らないが

優劣を決めたい層がいて、

その結果を示したのならそれで終わりだ

取引が終わったのだから

いつまでも根に持つ必要など無い


学校でテストがあったとして

成績優秀である事の利益を得るため

勉強して点が取れた、

あるいは点が取れなかった

損得がそこで発生するが取引は終わっている


それは

結果を知りたい層に結果を示しただけだ


学校が終わったら本来

自分の意思で自由に行動していいが

暗黙のルール

場の空気、家族間ルール

そう言った物が押し付けられるので

発散が出来なくなる


要するに、いじめ問題は

会社のサービス残業コンプライアンス問題の縮小版だ


自由と言うのは勝ち取る物だ

一体何から勝ち取るかと言うと

それは社会規範だ


当然リスクが高い

大きく失敗すると社会から負け犬の各印を押される


ただ、仮にホームレスになったとしても

社会的成功者よりも充実した思想を持つ事が可能なのも事実

住む所が無いのでは無く

地球そのものが庭だ

と言う考え方もある


つまり金の世界観から抜け出せ無い状態が

陰湿な結果を生む


高い車持ってる、高級な料理食える

成績がいい、ルックスがいい

人に認められている

だから何?

と言い

そしてそう言われた方も気がつき

だよね

と理解しあえば事は収まる


喧嘩したら仲直りしなくてはいけない

人に優位性を見せつけるのは気持ちがいい

でも結局

それはそれ、これはこれだ


いつまでも勝った気になってるか

負けた気になってるいると

陰湿な現象を発生させてしまう


野球終わったから飯行こうぜ

宿題終わったからゲームしようぜ

と言う切り替えが出来ないが為に

ウジウジと問題を悪化させてしまうのだ


だから

やる事がすんだらとっとと帰るべきなのだ


ジメジメしてるのは良く無い

騙されたから何だ、負けたから何だ

やられちまったぜ!チクショウ!

それで終わりだ


勝った方も勝った方で

いつまでも拘るべきじゃ無い

いつまでも敗者をいたぶるな

勝負は終わった


勝負事に関して割り切りが悪いから

陰湿な事件が減らないのだ