ペタの哲学部屋

私ペタ(ハンネ)、が哲学を自重せずに展開していくブログです

人生がつまらなくなる理由

結論からして
人生がつまらなくなる理由は
やりたい事が出来ないからだ

 

人間は皆馬鹿なので、時として根本的な原理を見失う

小さな子供がお母さんと買い物をしていて
「買ってーーー!!買ってーーー!!
なんで買ってくれないのーーー!」
と泣き叫ぶ
その子はとにかくそれを欲しいと思い
お母さんに頼んだが拒否されてしまった

 

人は財布の懐事情というのはとかく隠したがる物なので
お母さんはその事を隠し、駄目な物は駄目
と言うが、理由になっていないので収まらない
(多分本当は安い玩具くらい買えてケチってるだけの場合が殆どだとは思うが)

 

理性が育ってくると、理由が不透明でも
取りあえず我慢する、という事を覚える
そして我慢というのは続けていると辛くなる
それは当然の事だ

 

そして次に知性や体力が育つと
今度はある程度自分で解決したり
交渉したりする事を覚える、

お母さんに何か買ってもらう、
というのは、子供が初めに覚える交渉とも取れる
そしてその交渉が進化すると
それが仕事や取引に変わる


資本主義社会というのは
金でおねだりするとご褒美をくれる親みたいな物だ
だからお金持ちだと、わがままを許してくれる
その結果、買いたい物が買える
やりたい事ができて人生は楽しくなりやすい
なので金さえあれば、というのも一理あるが
本質とは違う

 

何でも買ってもらえるから幸せか
というとそうでもない場合も多く
好きな物を食べさせられすぎて太って不幸になる事もある

交渉というのは、あくまで援助を求める行為なので
やりたい事をするには、最終的に自分でやらなくてはならない

しかし人は何でも出来るかというと出来ない事は多い
だから生きてると辛くなってくる
体力、気力、知力、財力、魅力
全ては衰えていく物だからだ


力という物は工夫次第で育てたり
活用する事が出来る

体力の衰えた老人は杖を使う
という技を覚える
若者のようにテキパキ歩けなくても
杖を使ってゆっくりなら歩ける

出来ないなら出来ない事ばかりに目を向けるのではなく
簡単に出来る事に着目するというのが解りやすい一つの定跡だ

 

次に説明するのはペタ式五行思想という独自の理論の一部なのだが
金生水

金(価値)が水(感覚)を生む

水という物はほっとくと腐る
だから価値のある物をほっておいて
そこから発生する感覚を陰の性質のままにしておくと
やる気(火)がつかなくなるのだ

じめじめした場所で火を起こす
情熱を燃やす場合
小さい物ほど乾きやすいので燃やしやすい

その小さな出来る事、という枯れ木拾いをして
「人生がつまらなくなる理由は
やりたい事が出来ないからだ」
という原理を種火にしてやる気の炎を燃やす


火をつけていると、水は蒸発してきて
燃やせる物、出来る事、やれる事
理解出来る事が増える

心に火がついている状態だと人生は楽しい

しかし逆に休みたい時もあるので
日の出と日入りのようにバランスも大事なのだろう


小さな出来る事、というのは何でもいい
一番簡単なのは心臓を動かす、次に呼吸
その次からは個人差がある
まぁ、個人差と言ってしまえば
心臓を動かす事もままならない場合もあり
止まった心臓を動かす場合は簡単とは言えない

だから生きるなら
ある程度は何かに火を灯す必要があるともいえる