ペタの哲学部屋

私ペタ(ハンネ)、が哲学を自重せずに展開していくブログです

問題の問題

問題の問題


哲学とは、特に論理学(哲学の一部)において

謎解きゲームの様な物だ

ちなみに論理哲学と検索すると

ウィトゲンシュタイン論理哲学論考がヒットする

論理学がそもそも哲学の一部なので

もしかしたら論理哲学と言う言い方自体が

特殊なのかもしれない


あらゆる定義はそれ特有の性質があり

それらの組み合わせにより、時として矛盾が発生する

それがなんだかよく解らないモヤモヤ、

不安となる

人は人であるからし

定義と定義の間で悩み、時として苦しみ

間違った選択を繰り返してしまう


言語や理論、定義があるからには

常に何らかの問題が発生してしまうとして

ではもし仮に

「全ての物質を破壊し無に返せば

全ての問題が解決する」

と言い出した人が居たとして

果たして本当にそれが問題の解決になるのか?

と言う問題、

題して、問題の問題

今回は自分なりに

それを紐解いてみようと思いました


そもそも問題とは何か


goo辞書によると

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もんだい【問題】 の解説

 解答を求める問い。試験などの問い。「数学の問題を解く」「入試問題」

 批判・論争・研究などの対象となる事柄。解決すべき事柄。課題。「そんな提案は問題にならない」「経済問題」「食糧問題」

 困った事柄。厄介な事件。「新たな問題が起きる」

 世間が関心をよせているもの。話題。「問題の議員」


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とあります


個人的な解釈は以下の様になりました


1、問題の性質

問題は解答を求めている

磁石のSNの様な性質

2、問題の状態

注目されている程問題の価値は高くなり

その度合いにより差別化される

しかし個人的にそれに着目した場合

「哲学してみた場合」

その様な性質は意味を持たない

3、問題の特性

問題に対峙した場合

困った気分、迷った気分、焦り、不安

等を誘発させる場合がある

しかし、問題を俯瞰してみた場合や

解決の目処が立っていれば

謎解きゲームの様に有意義な暇つぶしになる

4、問題の品質

2の理屈から世間の関心が

問題の価値観に影響しうる


問題の捉え方は大きく分けて

大衆的な捉え方と

個人的な捉え方がある


問題の問題とは

個人的であるか、

あるいは大衆的であるか


さて、問題を構築する要素が揃ってきた所で

改めて

「全ての物質を破壊し無に返せば

全ての問題が解決するのか?」

と言う問題に取り組む


まず縮めて、「全てが無になった状態」

Aとする


Aが発生た場合

問題に大衆的な側面は失われる

そして全てが個人を含む場合

大衆的な場合と同様に

個人的な側面も失われる


全てが無い状態と言うのを

観測者が居る場合とするか

あるいは

観測者も居ない場合とするのか


観測者が存在する場合

Aの状態でも問題は発生する

例えば何も無いのが問題だと思った場合


余談ですが、今たまたま住居の改装工事を予定していて、手筈が整うまでの間

何も無い空き家を利用出来る状態にあります

ストレッチや運動、誘惑の少ない環境での読書等、色々できてラッキーなのですが

トイレに行きたくなったり、腹が減ったりといった問題が発生し

そろそろ住居に戻ろうかと思えてきました


さて、それはそうと

無空間であっても観測者が居る場合

観測者は問題を発生させてしまう

と言う事が解りました


では次に観測者すら居ない

完全な無空間に問題は発生するのか?

と言う問題です


そこまで行くと、流石に問題が発生する余地は無い様に思えます

あるとするならば

空間を超越した、時空間と言う概念から

観測者が生まれ

また新たに問題が定義される

と言った特殊な多次元構造からなら

問題を発生させる事が可能かも知れません


以上を踏まえて

問題とは何か、と言う事で

問題とは宇宙を構成する神秘的な要素であり

その解決は観測者を高次元に導く

その本質は抽象的でミステリアス

色とりどりのカクテルの様な

人をダメにもするけど

気分も良くする

そんな二面性を帯びた概念と言えるかも知れません

酒や煙草が体に悪いと

科学的に言われていても

それをどこまで敵視するかは

結局は自分次第

問題はアルコールとよく似ていて

アルコールを化学的に解釈した場合

その特性は複雑そうです、

詳しく調べてみたい気もしますが

そうでなくとも体感的には何となく解ります

飲むのもいいけど

アルコールランプなんてのもいいですね

それはさておき

まとめとして

問題の取り組み方もアルコールと同じで

悪酔いしたり癇癪を起こしたりせずに

優雅に嗜みたいと思った次第です