ペタの哲学部屋

私ペタ(ハンネ)、が哲学を自重せずに展開していくブログです

健康考察~酸素や酸化ストレスについて

腰痛がしんどくて現在ダウンしてる私ですが

色々調べたり考えたりして解ってきたのでまとめます
間違っている可能性はありますし情報ソースは多岐に渡り
独自の研究データは無く
あくまで私見で自分が理解した事のまとめです

まず、酸化とは、対象とする物質が電子を失う化学反応の事
らしいです

疑問その1、
筋肉は電気で動くみたいだけど
電池に相当する部分って体のどこにあるのだろう

答え
細胞その物が電池に相当する仕組みがある
電池は電荷の移動を利用しエネルギーを作る
そして細胞が運動する理由は
電荷を帯びた原子=イオン
が浸透圧(特定の物質だけ通貨させる現象)
を利用しイオンを移動させ、
結果的に電池と同じようにエネルギーを発生させる

発光ダイオードが発光する原理は
半導体という特定の電子のみ通貨させる物質に
電流を流し、+と-の電子をそれぞれ抽出し効果的に衝突させる事によって
発光させています
普通の電球や蛍光灯は半導体を経由せずに
無理やり衝突させるため効率が悪いですが
電子を衝突させ発光させる点は同じです

中々複雑ですが
とにかく、エネルギーの発生は
こういった違う性質の物体の相互作用で起きている
というイメージがあります

酸化、という現象に話を戻すと
細胞の酸化は運動の結果と考えると合点がいきます

健康科学ではよく酸化が老化や痛み等の不調の原因と
される話をよく聞きますが
化学的な私見で見ると
酸化という現象そのものはむしろ
生きる上でエネルギーを発生させる根本的な役割があると考えられます

健康における害悪とされる酸化は
酸化ストレスと呼ばれ
細胞の酸素還元サイクルが乱れ活性酸素が悪影響を及ぼしている
状態とされています

丁度この「酸化ストレス」という状態は
発光ダイオードのように正常に働いていた細胞が
電球や蛍光灯のように電荷移動が乱れ
熱や浪費を発生させている状態
というイメージを私は持ちました

酸素カプセルが健康に良かったり
酸素を吸う事は快適になるのに
酸素が害悪というのは疑問に思いましたが

低酸素状態だと、むしろ細胞は酸化を加速させるらしいです
酸化ストレスはあくまで細胞内で起きる乱れであって
呼吸に必要としている酸素とは直接関係はないようです

多分酸素供給が足りない状態では
細胞が無理やりエネルギーを発生させようとして
細胞の酸化現象が加速するのではないかと思います

細胞が酸化ストレス状態になると
炎症ホルモンが分泌され痛みが発生します

これは酸化ストレス状態が続くと
細胞が破壊されていき死んでしまうので
その危険信号と考える事ができます

酸化ストレス状態というのは
酸素還元がスムーズにされていない状態と考えられます


ではいかにして酸化ストレス状態から抜け
酸素還元をスムーズにするかという事を考えます

よく活性酸素を除去するために
抗酸化作用のある栄養を摂取するといいとされていますが

それは、結局の所、
腫れた水ぶくれから水を抜いているような物で
ガス抜きのように一時的な対処にすぎないと考えられます
勿論、ガスが溜まった状態を放置する訳には行かないので
マメな対処は必要です

重要なのは、なぜガス漏れしやすい状態になっているのか
という事とその修復です

酸化ストレスが発生しやすい状況として
酸素供給が足りない事が原因の主と考えられます

ではなぜ酸素供給が足りなくなってしまうのか

酸素消費の原因は激しい運動や
人体で最も燃費を必要とする脳のストレスによる物が多いです
なので精神的な安定や疲労回復が重要なのは当たり前ですが

肉体が回復するには臓器の働きで
有害物質を無毒化し排出し、
還元能力の高い健康な細胞に作り変える必要があります


ストレス等で発生する有害物質の一部に
アセチアルデヒドという物質があります
これはタバコ、排ガス等に含まれる汚染物質で
肝臓でアルコールを分解する再にも発生し
酢酸に無害化しきれない場合
二日酔いや悪臭の原因になります


アセチアルデヒドの分解を促進させる栄養素として
Nアセチルシステインという物があります

また
細胞を酸化ストレス状態にすると
炎症ホルモンや細胞を分解する酵素が分泌され
椎間板変性を引き起こすらしいです
しかしNアセチルシステインを投与した場合
炎症ホルモンや分解酵素が抑制されるらしいです

これらから共通する点を考え合わせると
アセチルアルデヒド等の有害物質が
酸素還元能力を低下させ
肉体の老化を促進させ炎症や疲労、痛み
といったあらゆる弊害を引き起こすという仮説がたちます


そして最後に
対策として考えられるのが
酸素還元の邪魔をする有害物質の排泄と
摂取を控える事
酸化ストレス状態に陥らないように
酸素供給を十分に取り
抗酸化物質、Nアセチルシステイン
有害物質の分解を助ける栄養の摂取
各種臓器の代謝能力の向上と妨げる要素の排除
というのが考えられます


また、酸化ストレスは激しい運動や
逆に動かなすぎても引き起こるので
酸素還元や有害物質の代謝を高める為に
緩やかな動作の運動をする事も有効と考えられます