ペタの哲学部屋

私ペタ(ハンネ)、が哲学を自重せずに展開していくブログです

続・愛とはいったい

五行思想、火剋金を元に話しを進める


自然界の摂理として火剋金とは火が金属を溶かす、ざっくりと火は金に勝つ

と言う意味


私が五行思想に興味をもって

考察している理由は五行思想心理的、科学的な意味を見出した時あらゆる事が説明できる

と気がついたからです


火を何かに例えた時、金を何かを例えた時

その説明が出来る

そしてその理論が理にかなっていれば理解が出来る

言うなれば五行思想の五芒星は物差しのような物だ


琢磨されていった思想で

改めて木火土金水をより原理的に当てはめると

木、豊かさ、多様性

火、仮に愛とする

土、経験、空間

金、信用、時間

水、反応、融合


万物の真理を表している図式なので

読み解いて行くとスケールがデカい話しになる


金の力は信用の力、信用とは突き詰めると時間、土生金、土が金を生み出す

信用は経験から生まれ

時間は経験と空間から生まれる


心は時間の移動が可能

だから予測が可能で過去や未来に浸る事が出来る

心の根本欲求である愛

言うなれば愛とは命の元

生物は皆愛着によって発生している

自分の命とは直接関係ない未来の子孫を残すと言う事自体

愛が時間と言う概念を凌駕している事を証明している


しかし水剋火

水は火を消す

水は柔軟性があり変化しやすく融合しやすい

食事、食べ物は水と考える事ができ

カロリーや栄養と融合していると言える

なので食欲は性欲より強い

結局は他人の命より餓死しない為の食事が大事


なのでとりあえず食べていける事が前提の話しだが


人間が本当に求めている事は

金でも信用でもなく愛


時間軸を移動してまでも人は愛を求めている


より良い未来を思う事

それが愛

情熱と捉える事もでき

火は光と熱を放ち拡散する現象

物事の始まりを表していて

空間が創生される瞬間は火が発生していたのかもしれない


暗い道を照らす道しるべであり

共有可能な暖かさであり

そして生物を滅ぼす業火にもなり得る


時間と信用を削ってでも欲する物の正体が愛

火は木によって生まれる

つまり多様性によって愛が発生する


愛は多様性の獲得を目的としているとも取れる、人は自分に無い物を持つ者を求めやすい

それは多様性を獲得すると言う使命感からなる

多様性が増えた現代では

その使命感に沿った関係を見出すのは難しくなっている


しかし心に火を灯し

足元を照らし、暗い道でも

進んでいけば、きっと

明るい未来にたどり着ける

その未来を信じたい